身長が伸びない小学生にできること

身長を伸ばす食事・栄養とは?

これまでのことから、成長期には、骨の形成のためにも、とくに十分なタンパク質カルシウム、微量のミネラル(マグネシウム、亜鉛など)、各種ビタミンを摂取することが重要だとわかりました。

 

 

タンパク質の多い食品といえば、チーズがまずあげられます。
豆腐、納豆などの豆類も植物性タンパクが含まれます。

 

カルシウムを多く含む食べ物は、代表的なのは牛乳です。
骨までまるごと食べられる小魚にも多いです。シラス、シシャモ、桜海老など、です。

 

ミネラルとビタミンは、野菜果物をはじめとして、ナッツゴマ、ひじきや海苔などの海草類など、たくさんあります。
ミネラルとビタミンの種類によって、含まれている食べ物も さまざまです。

 

こういった栄養を考えて、バランス良い献立をつくるのが理想的です。
しかし、忙しいときには、毎日このような多くの栄養素を不足なく取るのは、なかなか難しいと思います。

 

ウチでも食事には気を配っていたつもりですが、やはり知らないうちに偏ったり、食事からではなかなか十分な量が摂取できない成分もありそうでした。
子供は好き嫌いも多いですし。

 

そこで、食事の補助として子ども向けの栄養機能食品(サプリメント)も検討してみました。
子どもにサプリメントというと、大げさな感じもしますが、成長期こそ十分な栄養が必要だと思ったからです。

 

大人の場合、成長は止まってしまって維持するだけなので、成長期ほどの栄養は必要ないですが。

子どもにおすすめの栄養機能食品

そんなわけで、いくつか試してみましたが、わりと効果があったかもしれないと思われるものが、次の3つです。
味などの飲みやすさや、価格も考慮してみました。

 

Dr.Senobiru (ドクターセノビル)



 

思わず笑ってしまうようなネーミングです。

 

一番の特徴は、成長ホルモンの分泌をうながすのに必要なアルギニンの含有量が、とても多いということです。
1袋に2500mg(2.5g)のアルギニンが含まれていて、推奨される1日2袋では5000mg(5g)摂取できることになります。
これだけの量を食品だけから取るのは、ちょっと難しいです。

 

とにかく、骨端軟骨の成長を活発にするには、成長ホルモンの分泌が盛んになる必要があるので、身長を伸ばすための出発点を重視して、これを選びました。
カルシウムなどを強化する栄養機能食品は数くありますが、カルシウムは骨を伸ばすのではなく、おもに強くする役目です。
骨を伸ばすことを目的に、アルギニンを重視した栄養機能食品は、これだけです。

 

さらに、アルギニンの機能を高めるオルニチンとシトルリンや、疲労回復の効果が期待できるクエン酸なども含まれています。

 

粉末を水に溶かすと、グレープフルーツのような味なので、子どもも抵抗なく飲めたようです。

 

ただ、値段がやや高めで、1ヵ月分で9800円になります。
類似品がないので、仕方ない面もありますが。
アルギニンの含有量は、かなり多いので、少し減らして飲むのもありかと思います。

 

60日間全額返金保証もありますので、とりあえず試してみるのもいいのではと思います。
詳細については、公式サイトをご覧ください。

 

Dr.Senobiru(ドクターセノビル)の詳細について(公式サイトへ)

 

 

アスミール



 

アスミールは総合的な栄養機能食品になります。

 

とくに何かに特化してはいませんが、含まれている栄養素の種類が多く、これひとつで1日に必要なミネラルやビタミンの70〜90%を摂取することができます
食事が偏ってしまったときでも、十分に必要量を補えます。

 

成長ホルモン分泌に大切なアルギニンをはじめ、亜鉛、鉄分、各種ビタミン類、そして吸収効率を考えた3種類のカルシウムなどが含まれます。
成長に必要なものがすべて含まれている バランスのよい優等生的な栄養機能食品という感じでしょうか。
小さい頃から、中・高校生まで年齢を問わずに成長をサポートできます。

 

粉末を牛乳に溶かすと、ココア味になります。
牛乳がダメという子供でも、ココア味なら抵抗なく飲めると思います。
夏はアイス、冬はホットで楽しめます。

 

価格も比較的お手ごろなのも、うれしいところです。
1ヵ月で3686円、最初の月は特典価格で2050円になっています。
無理なく継続しやすいです。

 

また、公式サイトから定期コースで購入すると、特典で「アスミールおかずレシピBOOK」が一緒に送られてきます。
アスミールを使った料理のレシピが掲載されています。

 

・お豆腐入りハンバーグ
・特製カレーライス
・ジューシー 鶏の唐揚げ
・簡単バナナケーキ

 

などなど。
作ってみると、ココア味がうまく生かされているというか、ダシのような感じで気になりませんでした。
牛乳を使わないレシピもあるので、牛乳アレルギーの子どもにも安心です。

 

バランスよく必要なものが含まれていて、コストがそれほどかからないものをお求めなら、アスミールを試してみるといいと思います。

 

アスミールの詳細について(公式サイトへ)

 

 

カルシウムグミ



 

カルシウムグミも、アスミールと同じように、総合的な栄養機能食品です。
名前の通りにカルシウムをメインに、ビタミンD、マグネシウム、亜鉛といった成長に必要なミネラル、そして、骨の中心を作るのに重要なコラーゲン(タンパク質)を含んでいます。

 

しかし、一番の特徴は、グミになっていることです。
外側はカリッとしていて、噛むと内側のグミが出てきます。

 

おやつ感覚で、おいしいと次々食べてしまいます。
また、牛乳がダメでも、これならカルシウムが摂取できます。

 

ただ、粒なので就学前の子は、のどに詰まることもあるので、摂取は控えたほうがいいです。
かわりに顆粒タイプのものがあります。

 

そして、味が4種類あります。
上記の成分に、味ごとに異なった成分が追加されています。

 

ヨーグルト味は、BCAA(分岐鎖アミノ酸のことで、必須アミノ酸の中のバリン・ロイシン・イソロイシン)。
イチゴ味は、ビタミンAとC。
グレープ味は、鉄分、チロシン、ビタミンB6。
レモン味は、ビタミンB1、DHA。

 

注文時に、あれこれ組み合わせることができます。

 

価格は注文コースによって変わってきます。
定期2箱セットの場合は、1ヵ月当たり3610円、1番人気のお買い得セットなら、1ヵ月当たり3094円になります。

 

また、1ヵ月以内なら全額返品返金保証もあります。
詳細は公式サイトでご覧ください。

 

カルシウムグミの詳細について(公式サイトへ)

 

 

 

効果的な摂取方法は?

 

このような栄養機能食品を検討するなら、成分から考えてみると、成長ホルモンの分泌を促すために、アルギニンの量が多いDr.Senobiruをベースにして、総合的にバランスのよいアスミールをプラスするというのが、理想的だと思います。

 

カルシウムグミは、アスミールと成分が似ていますが、1日当たりの栄養成分をくらべると、アスミールの方が多く含まれているようです。
たとえばカルシウムは、カルシウムグミでは233.8mg(6粒)に対して、アスミールでは488mg(6g)となっています。
ですので、カルシウムグミは、ほかの栄養機能食品の味が苦手だったり、牛乳がどうしてもダメだったりするときに、摂取するといいでしょう。

 

そんなわけで、できたらDr.Senobiruとアスミールがいいのですが、同時に購入すると、そこそこの値段になってしまいます。
成長期のあいだの限定なら、と考えることもできますが、あまり無理をしても長続きできませんので。

 

そこでおすすめなのは、Dr.Senobiruを半分の1日1袋にしてみるという方法です。
1袋でも結構な量のアルギニンが含まれていますし、アスミールにもある程度含まれていますので、これでも効果があると思われます。
価格もだいぶ抑えることができます。

 

どうしても一つだけということであれば、全体的にバランスのよいアスミールでしょうか。
まんべんなく、必要な栄養素が含まれていますので、1日1杯飲んでいれば安心です。

 

いずれにしても、効果、味、価格など、実際に摂取してみないとわからないこともあると思います。
気になったものを、一度 試してみることをおすすめします。

 

 

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